イライラには甘い物

空腹が原因のイライラに役立つ食べ物とは

お腹が減ってくると、イライラするという人は多いでしょう。空腹時はとにかく甘い物を食べたくなるという人が多く、それは栄養素のなかでも糖質の吸収が早いからです。脂質やたんぱく質と比較し、より素早く吸収されるのです。女性はホルモンバランスの乱れにより、ストレスを感じることが多く、そのタイミングで甘い物が無性に食べたくなるという人が目立ちます。

ほかにも仕事で脳を酷使したときも、甘い物がほしくなる人が多いでしょう。糖質は脳の唯一の栄養源になるため、なんとなくイライラする、集中力が低下している、脳がぼーっとする、といった状況ではブドウ糖や飴、ジュースなどを摂るのが得策です。飲料は食べ物と比較して吸収性がよく、速やかに脳の栄養となります。

甘い物はいつ食べるのがよいのか

いつでも実践できるストレス解消法が、甘い物を食べることです。ダイエット中は糖質制限をする人が多いですが、糖質が不足すると脳の機能が低下し、ストレスを溜め込みやすい体質に変化していきます。無理なダイエットはストレスを増幅させるので、たまには甘い物を食べることも大切です。土日だけは思い切ってスイーツを食べるなど、自分なりの気分転換の方法を見つけましょう。

甘い物を食べるタイミングは食後が好ましく、これは食事の回数を抑えられるからです。10時と3時におやつを食べるという方は、間食をすることになってしまいます。食事回数が増えると肥満や血糖値の上昇を促進させます。間食をする場合は食事のカロリーを減らすなど工夫しましょう。